70周年記念「ひたすらなるつながり」レリーフ除幕式を執り行いました
2022.05.31
5月31日、晴天のなか、滋賀県社協70周年記念「ひたすらなるつながり」レリーフの除幕式を執り行いました。
滋賀県社協の理事や職員等、50名ほどが参加し、滋賀県社協の理念である「ひたすらなるつながり」のロゴが描かれた陶板のレリーフがお披露目されました。
以下、除幕式での本会会長 渡邉光春によるあいさつです。
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滋賀県社会福祉協議会は昭和27年(1952年)5月に社会福祉法人格を取得し、以来本年で70年という節目の年を迎えました。
社会の在り方が大きく変容する中、縁創造実践センターの取り組みなどを踏まえ、平成31年(2019年)3月に定款を改正し、本会が目指す地城福祉とは「だれもが『おめでとう』と誕生を祝福され、『ありがとう』と看取られる、人間的共感にねざした共生社会であり、その実現のためひたすらなるつながりの理念のもと不断の地域福祉実践を行う」と内外に発信しているところです。
このレリーフは長寿社会福祉センターに集う方々、そして滋賀県社会福祉協議会の職員が人の尊厳、共に生きる社会の意味や意義への気づきや認識、共感を、今、そして 未来へのメッセージとして、70周年の節目に建立するものです。
地域福祉とは地域の社会福祉であります。社会福祉は誰もが社会的に孤立させない営みであり、社会的排除のない社会を作っていく発信が「ひたすらなるつながり」だと思っています。
今、わが国は長引くコロナ禍により、生活格差、つながりの格差、不寛容さといった課題を顕在化させています。 このレリーフが、おめでとうと誕生を祝福され、ありがとうと看取られる人間的共感のシンボルとなることを願い、除幕式のあいさつとさせていただきます。
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