お知らせ

教育支援資金に関するご案内

2024.08.27 各事業からのお知らせ

教育支援資金とは?

滋賀県社会福祉協議会が実施主体の、収入が一定の基準よりも下回る世帯に向けた貸付制度です。

奨学金や授業料減免制度などが利用できない、あるいは利用しても学費が不足する場合にご検討ください。奨学金などの交付が間に合わない場合や、奨学金の対象外となる学校への進学にも活用できることがあります。

どんなことに使える?

①教育支援費

〇学校に支払う授業料、施設設備費、教育充実費、実習費、PTA会費など
〇教科書代、教材費など
〇通学定期代などの交通費
〇その他修学に必要と認められる経費

②就学支度費

〇入学前に学校に納入が必要な費用(入学金、施設設備費など)
〇入学時に購入が必要なもの(制服、体操服、通学用かばん、教科書など)
〇その他入学に際し必要な経費

教育支援資金を活用した人の例

【中学生Aさんの場合…】

 高校合格!学校へ入学金・授業料などを払うことはわかっていたけれど、通学定期券・制服・体操服・教科書・タブレット教材など購入が必要なものがたくさんあった…。その費用を支払うことが難しい…。

(どう対応した?)

 入学に必要な入学金・授業料はとりあえず払うことができた!ただ、制服代など入学時に必要な費用を払うと生活費が圧迫される…。
 「教育支援資金」を使って制服代や教科書代を出せないか、C町社会福祉協議会に相談したところ、申請が受け付けられ、貸付が承認された。就学支度費を使って入学に必要なものをそろえることができた。
 在学中の授業料は奨学金に申請して利用が決まり、足りない分は教育支援費を使って補うことになり、3年間の高校生活、お金の心配は少なくなった!

【高校生Bさんの場合…】

 大学合格!大学へ入学金・授業料などを支払わないと合格取り消しになってしまう。通学定期券・教科書・PC・一人暮らしをするための入居費用など、いろいろなことにお金がかかる…。入学後はアルバイトをして生活費を工面する予定だけれど、入学時に必要なまとまったお金がない…。

(どう対応した?)

 大学独自の奨学金を調べたところ、入学後でないと使えないことが分かった。ただ、入学金や初年度の授業料など、入学前に払う必要のあるお金を支払うことができない。
 「教育支援資金」が使えないか、自分の住んでいるD市社会福祉協議会に相談したところ、申請が受け付けられ、貸付が承認された。入学金や授業で使うPCの購入費を教育支援資金の就学支援費で支払い、無事入学!
 入学後は大学独自の奨学金を活用して、学業優先でアルバイトをしながら教育支援費を活用して授業料を支払える見込みが立って一安心。

教育支援資金を使いたい場合、どうしたらよい?

 まずはお住まいの市町社会福祉協議会へご相談ください。

 市町社会福祉協議会では、あなたやあなたの家族などについて、お話をお聞きします。お話をお伺いした後、申請する場合には、住民票や身分証明書、課税証明書など収入が確認できるもの、入学許可書など修学を証明する書類などが必要です。
 お話をお伺いした結果、収入等が貸付の基準等に当てはまらない場合、申請を受け付けられないことがあります。また、申請されても審査の結果不承認となることもありますので、ご了承ください。

<お問い合せ>

お住まいの市町社会福祉協議会
もしくは
滋賀の縁創造実践センター
社会福祉法人 滋賀県社会福祉協議会 修学・生活資金課 
📞077-567-3903
Eメール sikin@shigashakyo.jp